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ダイエットと気持ちは関係している

太りやすい人は、ストレスを感じやすい方が多いのをご存じですか。
それはストレスを感じることで自律神経が乱れることに原因があります。

気持ちが疲れやすい人の多くは繊細な方です。
日本でも繊細さんという言葉がだいぶ浸透してきましたが皆さんご存じですか。

アメリカの心理学者アーロン博士の調査で
「生まれつき繊細な人」が5人に1人の割合でいるということがわかりました。

アーロン博士はこうした人たちのことを
「HSP(Highly Sensitive Person=とても繊細・敏感な人)と名付けました。

こんなことに当てはまりませんか?

色んなことを瞬時に感じ、他の人が考えない深さまで考える

大きな音や光、暑さや寒さなど過剰に刺激を受けやすく疲れやすい

悲しいニュースや事件、暴力的な映画などを見るととても共感してしまい疲れて見るのが辛い

相手の声のトーンや表情などちょっとした変化にすぐ気が付く

全ての項目に当てはまった方は「繊細さん」です。

Q. 仕事場などで他の人が怒られている姿や揉めているのを見ると
自分が言われているわけではないのに気持ちが凹んでしまいます。
どうしたらいいでしょうか?

そういう時は、その場から移動して
好きな音楽を聴く
好きな香りのハンドクリームを塗る
穏やかな人と話す

など気分を変えて自分を守りましょう。

Q. ニュースで悲しい事件を見ると、涙が出てきて気持ちがとても
辛くなります。ニュースを知らないことも避けているようで申し訳ないし
力になれないことも無力さを感じます。

共感力が高い「繊細さん」は悲しいニュースを見ると辛くなりますよね。
繊細さんは、ニュースを意識的に見ないことが大切。
自分の気持ちを守るために必要なことです。

「繊細さん」は辛いニュースを見るのを極力避けましょう。

世の中には、あらゆるところで悲しいことが起きますが全てに力になれなくても
あなたは全く悪くありません。また、直接力になれなくても
通常の日常をあなたが送ることで、世の中にお金を払えば税金を納めていて
その税金は回りまわって「困っている人たち」に届いています。

生きていれば、誰かの力に間接的になっているので安心してください。

Q. 仕事を頑張りすぎて疲れます…

「繊細さん」は周囲の状況を人より感じやすく
自分さえ無理すれば、みんなが困らないかも…と自己犠牲に陥りがちです。

常に全力投球して居続ければ誰でも疲れて倒れてしまいます。

あなたを一番理解していて、大切にできるのは「あなた自身」です。

体力がどれくらいかを把握して、ここまではできそう、ここまではできなそうと
事前に依頼者と相談しましょう。

Q. 仕事で自分が関係ない仕事でも、近くで困っている会話を
されると気になってハラハラ。自分がわかるなら解決した
方が良いかな?と首を突っ込み過ぎてしまい疲れます。

人の気持ちに寄り添える「繊細さん」は近くにいる人が困っていると
放っておくことができない優しい人。

そういう時は

相手にはその仕事や課題を乗り越えられるチカラがあると信じて
相手から「助けて」と言葉で頼まれるまで待ちましょう。

困っている人はたくさんいますので、全てを解決していこうとすると
自分自身が疲れてしまいます。


気づいてしまったのに無視できない…と辛くなるかもしれませんが
相手はあなたが気づいたことを知りませんし
自分の心と身体を守ることを最優先に。

周囲の声が色々入ってきて疲れてしまう時は
机を片付ける、その場を離れてお手洗いに行くなどして
気持ちと頭を使わない動作で気分転換しましょう。

それは呼吸です。

自律神経に向けて、落ち着け!と呼びかけても落ち着きませんが
息をゆっくり吸って、ゆっくり吐くことはご自身の意思でできますよね。

深呼吸を1分間するだけでも、乱れていた自律神経はバランスを取り戻せます。

ストレスを感じたとき、怒りを感じる時、仕事や家事の合間に是非深呼吸を
取り入れてみてください。

たくさんの息が吸えないなと感じる方は、まず、「ふぅ~~」と息を吐ききってみてください。

すると自然にたくさん息が吸えますよ。

繊細さんは生きづらさを感じたり、疲れやすかったりしますが
悪いことばかりではなく良いこともたくさんあります。

細かいことに気付けるということは

小さな幸せもキャッチできる心を持っているということです。

人の親切や、街ですれ違った人の温かい気持ちに気づけたり
清々しいお天気の日の太陽の温もり
お気に入りのルームスプレーで良い香りに包まれた空間 など

五感で人生の喜びをキャッチすることができます。

繊細な特徴は素敵な個性です。

呼吸を取り入れて、ストレスに強く、太りにくいカラダを手に入れていきましょう!

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